2016年11月22日火曜日

○附子○

“ぶす”と読みます。
狂言の演目で、小学生の時に習った方もいるのではないでしょうか。

ある家の主が、「附子という毒が桶に入っているので、危険だからその桶に近づいてはいけない」と使用人2人に伝えます。
しかし使用人は、気になって桶を中身を見てしまいます。桶の中身は砂糖でした。
中身が砂糖とわかり、2人で全部食べちゃった…というお話です。
(詳しく知りたい方は調べてみてください)

本題です。

            
 
もう終わりですが、大雅荘に柿の木があります。(柚の木もあります)
私が入職した頃、「この柿は渋くておいしくないから食べてはいけないよ」と先輩の職員さんに言われました。
たくさん実る柿を眺めながら「もったいないな~」と思いながら5年経過…
「この柿は~」の話を他の職員さんたちに話をしたところ、「そんなことはない」とのことで皆で収穫して食べてみることに。
味はもちろん、“美味しかった!”です(笑)
うん、他の人にはとられたくないですからね。
今では色々な人がタイミングを見計らって(狙って)、収穫しているようです。
 
秋の楽しみの一つでした♪